レディオヘッド(Radiohead)


レディオヘッド(Radiohead)は、イギリスのロックバンド。
1985年にオックスフォードで前身バンドを結成、1992年にメジャーデビュー。デビュー以降外部ミュージシャンの起用は多いものの、同じパーマネント・メンバーで活動している。2011年現在までに8枚のオリジナルアルバムを発表し、メンバーの単独活動も多い。本人たちのルーツであるポスト・パンクやオルタナティヴ・ロックの大枠にポストロック・電子音楽・ジャズ・クラシック・現代音楽などを混交した多彩な音楽性や、アルバムごとの急進的な実験性・変化が特徴。


来歴

メンバーが通っていたアビンドン・スクール

オックスフォード郊外にある男子全寮制パブリックスクールのアビンドン・スクールでメンバー5人は出会う。それぞれ別のバンドで活動したのち、1985年に「On A Friday」というバンドを結成。
1991年にEMI傘下のパーロフォンとメジャー契約し、バンド名をレディオヘッドに変更する。1992年にEP『Drill』でメジャーデビュー。翌年、1stアルバム『Pablo Honey』(1993年)からのシングル『Creep』が若者から熱烈な支持を受け、世界的なヒットとなる。この当時はUSオルタナティヴ・ロック、UKシューゲイザーなどの影響が頻繁に語られるような、トリプルギターにベース、ドラムという比較的オーソドックスなロックバンドであった。
ギターロックをより押し進めつつもアコースティックソングやサイケデリック・ロックからの影響を昇華した2ndアルバム『The Bends』(1995年)により、人気を不動のものとする。この作品からプロデューサーのナイジェル・ゴッドリッチと組むようになる。
この頃から次第にロックミュージック以外の音楽と接近していき、メンバー各自が様々な楽器を使い分けるようになる。1996年明けには映画音楽・サイケデリック・トリップ・ホップなどからの影響をシングルのB面や限定シングルカット「Lucky」などに表出し始め、1997年にはそれらの実験的な試みの結晶ともいえる3rdアルバム『OK Computer』(1997年)を発表。このアルバムは全世界で大きな評価を獲得し、1990年代のポップ・ミュージックを代表する金字塔としばしば評される出世作となる。
アルバムの世界的な成功により名声を得たメンバーだったが、評価を得たそれらのサウンドを捨て去り、当時ポップミュージックの分野ではほぼ手つかずのジャンルであったエレクトロニカ・現代音楽などに大きく傾倒。長いスタジオ作業の果てに「商業的自殺」[9]とも言われた4thアルバム『Kid A』(2000年)を発表し、大方の予想を裏切り再度成功を収める。実験的な電子音楽とバンド・サウンドを融合させ、前作『OK Computer』からの劇的な変化を遂げた作品となった。
翌年には『Kid A』と同時期に制作された5thアルバム『Amnesiac』(2001年)を発表。1920年代のスウィング・ジャズを取り入れるなど、ジャンルに捕われない音楽性をより明確にした。同年に初の公式ライブアルバム『I Might Be Wrong - Live Recordings』を発表した。
6thアルバム『Hail to the Thief』(2003年)では、これまでの実験性を包括したうえで改めてバンドサウンドに立ち返った。このアルバムを最後にEMIとの契約を終了。同年、ジョニーが初のソロ作品としてテレビ・ドキュメンタリー『Bodysong』のサウンドトラックを発表。2006年にトムが初のソロ・アルバム『The Eraser』を発表。
2005年から新作に向けた活動が再開され、2006年には欧米でのツアーも行われた。そして2007年10月1日に突然、公式ブログにて7thアルバム『In Rainbows』を発表。期間限定の専用サイトを通じ、MP3形式で先行ダウンロード販売された(この際、購入時に客自らに値段を決めさせる方式を採り、話題になった)。これと同時に豪華版Discboxも40ポンド定額でリリースされ、2007年12月3日より郵送が始められた(ダウンロード版と同内容のDisc1にDisc2を加えた2枚組CD、同内容のアナログ盤2枚、ブックレット、化粧箱で構成される)。
その後、バンドはTBDレコード(北アメリカのみ)、ホステス・エンタテインメント(日本のみ)、XLレコーディングス(それ以外の全世界)と契約し、通常のCDフォーマットでのリリースも決定。内容はダウンロード版、豪華版Disc1と同様になっている。
2008年、初のベストアルバム「Radiohead: The Best Of」と同タイトルのベストDVDをリリース。バンド自身は曲順やアートワークなどの制作全般に関わっておらず、EMIが残されたアルバム契約を履行する形になった。
2009年より、トムがレッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリー、ナイジェル・ゴッドリッチらと共に新バンド"Atoms for peace"(ソロ・アルバムの曲名が由来)を結成。セットリストはソロアルバムの曲を中心に、他バンドのカバーや新曲をちりばめたようなもので、各所でライブを精力的に行っている。
2010年よりフィルがソロアルバム『Familial』を発表。また、フジロックフェスティバルにAtoms for peaceが出演した。
2011年2月14日、突如公式サイトにて8thアルバム『The King Of Limbs』の完成を発表。専用サイトにて、アルバムダウンロード(MP3又WAV)と豪華版ニュースペーパー・アルバムの予約受付を開始した。
2011年7月4日ザ・キング・オブ・リムスのリミックスシリーズの発売が決定。完全生産限定12インチ・アナログシングル(輸入盤のみ)と、デジタル・シングルでの発売となる。リトル・バイ・リトルとロータス・フラワーのリミックスを収録。


作曲スタイルと影響

レディオヘッドのメンバーは、ジョイ・ディヴィジョンやマガジン、ザ・スミス、トーキング・ヘッズ、ザ・フォール、ジャパン、U2といったポストパンクや、ピクシーズやR.E.M.やソニック・ユースといったオルタナティヴ・ロックに早くから影響を受けてきた。また、トムは小学生の頃にはクイーンなどを好み、エルヴィス・コステロなども聞いていた。[10][11][12]1990年代半ばにはマッシヴ・アタックやDJシャドウなどのエレクトロヒップホップからの影響をうかがわせ、それらは『OK コンピューター』に顕著である。[13]他に『OK コンピューター』にはマイルス・デイヴィス、エンニオ・モリコーネなどや、ビートルズやビーチ・ボーイズ、ピンク・フロイドなどからの参照が見受けれ、メンバーもそれを公言している。[10][14]
『キッド A』で、メンバーはグリッジやアンビエントなどのエレクトロニカの手法に関心を見せ、ワープ・レコーズのオウテカやエイフェックス・ツインといったアーティストの音楽性に接近していった。またそれ以降、現代ジャズのアリス・コルトレーンやマイルス・ディヴィス、チャールズ・ミンガス、アート・ブレイキーなども好んで参照し、ノイ!やカン、クラフトワークなどのクラウト・ロックの影響も顕著である。特にジョニーはいわゆる現代音楽や、オリヴィエ・メシアン、クシシュトフ・ペンデレツキ などの独特の方法論を持った音楽家からの影響も大きい。[15]
レディオヘッドの楽曲は、基本的に作詞/作曲のクレジットがメンバー全員(Radiohead)となっている。これは、曲の大枠やデモの多くを作るのはトムだが、そこからさらに議論を重ねてそこに肉付けしたり、逆に削ったりすることで楽曲の元を作っているからである。録音についてもパート別に順ぐり録音したりするのではなく、メンバー全員とプロデューサーでアレンジを議論し、個々がパートにとらわれずに音楽を作っている。パートごとの演奏者もまちまちで、あまり問題とされない。ストリングスやブラスバンド主体の曲などでは、楽隊を呼んで録音するため、そもそもメンバーが譜面やアレンジを指示するだけで演奏しないこともあり得る。歌詞については、基本的にほぼ全てがトムによって作詞・推敲される。


アートワーク

グラフィック・アーティストのスタンリー・ドンウッド (Stanley Donwood) は、『The Bends』以降、レディオヘッドの全作品のアートワークを手がけている。彼はトム・ヨークの大学時代からの友人であり、トムの社会活動にも一緒に参加している。
基本的にアートワークはアルバムごとに一定のテーマが決められている。シングルのジャケットやツアーでのグッズなど、次のアルバムをリリースするまではそのテーマに沿ったものが作成される。
Slowly Downward 公式サイト
トム・ヨークもDr.Tchock名義でアートワークに参加している。

出典:wiki


メンバー

トム・ヨーク (Thomas Edward Yorke, 1968年10月7日 - )
メインボーカル / ギター / エレクトリックベース[1] / ピアノ / シンセサイザー / タンバリン / ドラム


ジョニー・グリーンウッド (Jonathan Richard Gordon Greenwood, 1971年11月5日 - )
ギター / ピアノ / シンセサイザー / オンド・マルトノ / ストリングス / グロッケンシュピール・シロフォン / ラップトップコンピューター / トランジスタラジオ / カオスパッド


エド・オブライエン (Edward John O'Brien, 1968年4月15日 - )
ギター / バックボーカル・コーラス / ギターエフェクト・サンプリング/ ドラム/ カバサ/ パーカッション


コリン・グリーンウッド (Colin Charles Greenwood, 1969年6月26日 - )
エレクトリックベース / ウッドベース / シンセサイザー /キーボード /サンプリング / パーカッション


フィル・セルウェイ (Philip James Selway, 1967年5月23日 - )
ドラム / バックボーカル / パーカッション / リズムマシーン
プロデューサーのナイジェル・ゴッドリッチと、アートワークのスタンリー・ドンウッドは『The Bends』以降バンドの活動に欠かせない存在であり、しばしば第六・第七のメンバーと称される。

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